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イギリス

私(豊)は仕事の関係で何回かイギリスにいく機会がありました。
これは何かの縁かなと思った事をかいてみます。

ナショナルギャラリ−

1980年代の終わりだったと思います。
ロンドンで一日時間がありました。
何気なく,見た地下鉄の広告にゴヤの個人蔵の作品が特別展示中とありました。
それは,私が一生接することが無いと思っていた, ゴヤが300枚以上かいた
肖像画のなかで最高傑作といわれる チンチェン伯爵婦人像でした。
堀田 善衛が著書「ゴヤ」で述べている通り,それはそれはすばらしものでした。

Goya チンチェン伯爵婦人像 1800年

ウィンチェスタ−聖堂

ウィンチェスタ−はロンドンから南へ英国鉄道で1時間サザンプトン方面に
向かったところにあります。
仕事の関係でしばらく滞在しました。
そして,泊まっていたホテルのすぐ隣がウィンチェスタ−聖堂でした。
何回も聖堂内にははいりましたし,タワ−ツア−にも参加しました。
この町と聖堂がケン・フォレットの著書 『大聖堂』 に少なからず出てきます。
この小説は大変面白いので一読を勧めます。
私にとっては,知っている土地の描写が自分の記憶と結び付き,時々,スト−リ−の
なかに はいりこんだ気がしました。

ウィンチェスタ−の伝ア−サ−王円卓

ロンドンの地下鉄ポスタ−

私はロンドン地下鉄のポスタ−のデザインが好きです。
英国鉄道の素っ気ない掲示に比べると全く違います。
これは,フランク ピックというひとの,功績によるものだそうです。
彼は,1908年に地下鉄の宣伝に責任をもつ地位についたとき,
それまで,どちらかと言うと,評判の悪かった 地下鉄のイメ−ジ向上のため,
ポスタ−のデザインに力を入れました。
その結果が今日に至っています。

ロンドンの地下鉄ポスタ−(第二次大戦前)