小樽

 小樽には、よく行ってますが、とてもこじんまりとしたおしゃれな街で、私たちがとても
気に入っている街のひとつです。冬には、雪の降る中をオルゴールの音を求めて街をさまよ
い、夏には野の花の咲き乱れる昔トロッコの走っていた廃線の上を散歩します。港町で食べ
物がとてもおいしく、一日歩いても退屈しません。昔、鰊で栄えたために地方の一都市とは
思えないほど、文化度が高く、町のあちこちに栄えていた当時のなごりがあります。きっと
ここの町においしいお店が多いのは、お水がおいしく食材が豊富なことに加えて、口が肥え
た文化度の高い町の人々を満足させるために、料理人達が腕を競っているせいでしょう。




私たちの好きな宿


カナルJBイン

 運河沿いにあるホテルで、すぐ真下に運河が見おろせます。お部屋のインテリアはかなり
乙女チックですが、隣にあるガラス工芸店から聞こえる涼やかな鐘で目を覚ますのは、とて
もいい気持ちです。それとここのバスは、ホテルにはめずらしく温泉になっています。けれ
ど、私たちは、あまりここのバスは利用しません。というのは、ここから歩いて数分のとこ
ろにある銭湯、瀧の湯を利用するからです。

小樽グランドホテル

 とてもオーソドックスなチェーン・ホテルですが、運河近くの乙女チックホテルに飽きた
ときは、ここに泊まります。市街地にあって便利が良く、お部屋の中もとても落ち着いた雰
囲気です。利用するのはツインのお部屋ですが、ベッド・サイズが大きいのは気に入ってい
ます。

小樽ホテル(幻のホテル)

 ここは、すでに無くなったホテルです。5年程前に古い銀行を改造して出来たとてもおし
ゃれなホテルで、一階のカウンターがレストラン、大きな金庫部屋がカフェバー、そしてひ
と部屋、ひと部屋が別々のとても個性的なインテリアになっていました。実は私たちは一度
もこのホテルには泊まったことがありません。というのも、ちょっとお値段が高すぎました。
(無くなったのが、そのせいかは分かりませんが・・・)。近くのホテルに泊まって朝御飯
とお茶に利用してましたが、ここの目玉焼きやお茶のおいしかったこと、ウェイターやウェ
イトレスの制服がカッコ良かったこと、サーブがとても洗練されていたことは、今でも忘れ
られません。


私たちの好きなおいしいお店

つかさ

 ある時、一年のお仕事を終えて羽田から乗り込んだ飛行機の中で、小樽についたら、”つ
かさ”のラーメンが食べたいね、という会話を交わしました。それから、小樽に着くと”つ
かさ”に一直線というのが私たちの習慣になりました。おばさんが一人でやっているガイド
・ブックにも載っていない小さなラーメン屋さんです。

日本橋

 小樽といえば、お寿司というぐらい有名で、寿司屋通りというものがあるぐらいその数も
多いのですが、ここが私たちが、一番気に入っているお店です。お寿司の味だけから言うと、
ここに負けないお店はいくらでもあるのかもしれませんが、お店の明るくて清潔な雰囲気、
板さんたちの気安さがとてもほっとできるのです。

新倉屋

 小樽は、また和菓子のおいしいことでも有名です。昔、栄えたなごりとして優秀な菓子職
人が大勢いるからためでしょうが、いろいろな種類のお菓子があります。けれど、極めつけ
は、あんこものではないかと思います。あんこがおいしいためには、良品質の小豆とおいし
い水が不可欠です。北海道の小豆は、もちろん有名ですが、小樽のお水は申し分なくおいし
いのです。これらの絶妙のバランスで、小樽のあんこ菓子は最高です。なかでも、ここ新倉
屋さんの花園だんごは、絶品です。

利尻屋みのや(昆布のお店です)

 ”七日食べたら鏡をごらん”が、このお店のキャッチ・フレーズです。ある時、小樽のウ
ォール・ストリートと言われた通りを歩いていると、とてもにこやかに微笑みかけてこられ
たおじさまがおりました。この方が脱サラして、昆布を仕事にしてしまった利尻屋みのやさ
んのご主人でした。お店の中は、一面昆布だらけで天井にまで長い長い昆布がディスプレイ
されています。友人の古山夫妻はここの昆布を食べて、昆布に対する認識が変わったと言っ
ておりました。私はここの”湯どうふ昆布”が大好きです。

海猫屋

西川ぱんじゅう



私たちの好きなお店

オルゴール館

瀧の湯



小樽に行ってきました。

(1997年1月 by Yuhko)
久しぶりに年末年始、 小樽に旅行しました。久しぶりの小樽は、駅前に派手なパチンコ屋

さんが増えていたり、運河沿いに大きなホテルが出来ていたりと、多少の変化はありました

が、それでも雪に覆われた静かな街でした。


新しく出来たワインレストラン

カウントダウン メニューがありました。

小樽運河
小樽駅 小樽駅ホーム0番線



小樽のおいしいお店

 小樽は、小さい街ですが行くたびに新しい料理店ができているような気がします。
今回は、とくに久しぶりだったので何軒かの新しいお店にお目にかかれました。
新しいお店に入るときは、いつも緊張するものですが、ほとんど期待を裏切ること
がないのが小樽のお店です。




キロロスキー場

 久しぶりのスキーでした。私たち夫婦は二人ともスキーは大好きですが、もう何
年もキロロ以外のスキー場で滑ることはなくなっています。景色がよくて、雪質も
最高、もうキロロ以外では滑れないのではと思える程です。




番外編(札幌の友人宅で)

 今回は年末に急に北海道に行くことになったため、札幌の友人、佐藤夫妻には、小樽に
ついてからの連絡となってしまいました。時はすでに12月30日の真夜中。「明日、大晦日
においでよ、」ということで友人宅での年越しとなりました。私(悠子)は、九州の出身
「わー北海道の年越しって、やっぱり蟹がでてくるのねー!」
奥さんのヨシコさんと彼女のお母さんの手料理で、ご主人のナオさんが次から次にと蟹を
割ってくださり、とても楽しい年越しでした。